こんにちは!
わしは尻がでけえ(唐突)
誇張無しですよ、皆さん。
家族、友達、今までの男たち(オイ)みんなに散々言われ続けてきた紛れもない事実なのです(迫真)
親友は一時期私とのラインの背景を私の尻の画像にしていました(画面いっぱいの尻)
ちなみに164センチ45キロのガリガリ体型なのに尻だけ異常にデカいというミラクルボディなんです。神様はイタズラですね(白目)
そしてお尻が大きいと言われがちなのが”安産型”
私は2016年の11月に初産を経験したので、その時の様子を振り返りながら検証したいと思います(タイトルでネタバレしとる)
それではいざ!
お尻が大きいと安産型?
昔からよく言われますよね、お尻が大きいと安産型!
私も母親に何度言われたかわからないぐらい「あんたは安産型」と刷り込まれて生きてきました。
妊娠するまでは自分が本当に安産型なのかということには全く興味がなく、あーそうかい~ぐらいの感じでしたが、いざ妊娠してみるとそりゃあ気になります。
そして調べてみると驚きの事実が…
安産型かどうかの判断基準はお尻の大きさではなく、骨盤の広さだった
大事なのは赤ちゃんが通りやすい骨盤の広さや形なのかどうかということなのです!
お尻が大きい人だと骨盤が広い可能性がある、というだけで実はお尻の大きさと骨盤の広さに直接的な関係は無いとな。Ohジーザス…
そしてもちろん安産型かどうかというのは骨盤の広さだけが関係しているのではなく、産道の広さや子宮口の開きやすさも影響するそうです。
筋肉量や脂肪量、体が柔らかいかとか冷え性じゃないかとか…
結論:産んでみなわからん
私の出産エピソード
妊娠中
結婚して2年くらいたったしそろそろ子供が欲しいと思っていたので2016年に入ってすぐにまず禁煙しました。
そして3月の初めに妊娠発覚(はえぇ)その日からお酒もきっぱりやめて、真面目な性格の私は妊娠出産についての本や雑誌をたくさん買って勉強しました。
が、妊娠9ヵ月の時になんと妊娠高血圧症候群一歩手前だと宣告を受ける。マジか。
それから努力努力の日々。血圧を下げないといけないので食生活の見直し。味付けの濃いものはもちろんNGです。
これがめっちゃキツイんですよね。妊娠中って酒タバコはもちろん、遠出もできないし臨月までは体もあんまり動かせない。食べること以外ストレス発散の方法がなかなか無いんだよなあ~~~。
毎日スムージーを作って飲んだし、きなこ牛乳や血圧を下げる食材を積極的にとりました。
毎日YouTubeを見ながらマタニティヨガもストレッチもしました。
臨月に入ったらいよいよなので体力をつけるため、安産を勝ち取るためにも毎日5キロ以上歩きました。当時ポケGOが流行りまくっていた時期だったのでなんの目的もなく歩くよりはずっと楽しめていました。
階段昇降も毎日やったし、股割りやスクワット、とにかく良いと言われていることはこれでもかとやりました。
入院
予定日は11/7でしたが、1日の朝におしるしがありました。
そして2日の早朝4時くらいからだいぶ規則的な陣痛が起こるように!しかしなかなか時間間隔が狭まらないので1日見送って3日の朝。
何かお股に異変を感じ、もしかしたら破水したかも!!となったので入院準備をして病院へ。
がしかし、破水ではなかった!!(ハズい)この時陣痛は8分間隔だったんだけど、もっと短くなったらきて~で、帰らされました(10分切ったら病院来いって言うたやん?って思うよね)
陣痛に耐えながらなか卯で牛丼を食べ(気合い)また1日陣痛に耐えました。
そして4日の朝、5分間隔を切ったのでこれはいよいよだろうと病院に向かい、診察からの即入院でした。
進まないお産
LDR(陣痛、分娩、産後のケアまで一貫して過ごせる部屋)に入ったのが朝の9時くらいでした。このとき子宮口は4センチだったので夕方くらいには生まれるかな~?と助産師さんと会話したり。
しかしそこから5時間たっても子宮口は5センチしか開かず。
バランスボールや足湯やアロマ、助産師さんがお産が進むようありとあらゆる手段を試してくれましたが、なかなか進まない…。
謎の現象
夜11時まで待ってそれでも進まなかったら一旦痛み止め打って寝て体力回復しようか、ということになりいったん旦那を家に帰し、案の定進まないので痛み止めの筋肉注射を打ちました。
もう2日もろくに寝れていないので少しは寝れるかな~と横になりましたが、なんと陣痛が収まるどころか猛威を奮ってきやがった(WHY?)
ナースコールをし、陣痛強くなってるんですけど!と言うと、なんでやろね~?というマヌケな回答を頂き、診察してもらうと子宮口が8センチになっていたので急いで旦那召喚。
この時夜中の1時くらい、もう生まれるやろうね~!ってことで痛みもより一層強くなり声を出さずにはいられないほど。腰ってこんなに痛くなることあるんだ!すげえや!と感心すら覚える(錯乱)
が、しかし、そこから朝5時になっても子宮口の開きに変化なし。
ほぼ3日寝ずに地獄の痛みに何十時間も耐えているわしの心、見事バキバキに!!
微弱陣痛そして促進剤
そこでドクターがきて、微弱陣痛であることを告げられました。
帝王切開(オススメしない)か促進剤を打つかの2択だけど僕は下から産ませてあげたいから促進剤を打とう…という先生の言葉を食い気味で遮り、お腹切って出してくれ!!!と懇願しました。笑
が、やはり帝王切開のほうがリスクも高ければ産後も大変。先生は「7時までに絶対産ませてあげる!!!だから促進剤を打とう!!」と一生懸命私を説得してくれました。
その時点で5時半、本当にあと1時間半で産まれるんけ!?と疑いつつも具体的なゴールを教えてくれたので心を奮い立たせ、促進剤の投与を決意。
2度目の絶望
もっともっと強い陣痛がどんどんくる。過呼吸にもなったし何度も吐いた。思い出すだけで涙がでそうになるくらい辛い。体力も精神力もとっくに限界越えでした(本当に出産って凄いことだよね)
みんなこんな思いをして子供を産むんでしょうけど、世の中の母親って本当に凄いなぁ、強いなぁ。自分が母親になって何度こう思ったか。
話は戻りますがなんと促進剤を投与してもお産進まず(嘘やろ)
6時半になっても産まれる気配なし。7時までに産まれるって言ったやん!!!と心の中でめっちゃ叫びました。産んだ後先生を殴ってやろうかと思った(過激派)
もう何も信じられない私は(ゲサ)助産師さんにもう限界です、帝王切開してくださいと懇願。わかった、先生と相談してくると言って去りました。
程なくして先生と助産師さんが戻ってきて、子宮口を柔らかくする薬を入れてみよう、5分経ってそれでも駄目だったらお腹切ろう!と言ってその薬を投与してもらいました。
ついにお誕生
5分経ち、診察。その際に先生が人口破水させ、ここまできたらもう赤ちゃんグンと下がったから!絶対下から産めるよ!先生朝ごはんまでには出すって約束したやろ?と盛大な嘘をつかれましたが、なされるがまま。
本当にすぐにお産が進んでいよいよいきみタイム。私これせいぜい5回くらいやればスポーンとでてくるものだと思ってました(大馬鹿)
体力ほとんどない状態のなか何十回もいきまされる!しかも目は閉じるな声は出すなとスパルタ。
そしてこれは促進剤の副作用なのかなんなのかわかりませんが、異常に喉が渇く!1回いきんだらもう喉が砂漠。コレ地味に辛かったです。
ああ、間違いなく人生で一番頑張った瞬間でしたね。こうして無事に朝の8時28分、陣痛開始から丸三日、入院から約24時間後に息子がシャバデビューを果たしました。(7時の約束一生忘れない)
まとめ
全く安産じゃないやんけ
という結果でした。そして安産に繋がるように頑張った運動とかもこれっぽちも効果がないなと思いました(私はね)
なんなの?我前世での行いが悪かったの?村の一つでも滅ぼしたの?
なんの問題もなく息子は元気に誕生し、すくすく育ってくれている事が救いです。
もっともっとしんどい思いをして出産した方ももちろんたくさんいると思います。
やっぱりお産は人それぞれ、やってみなきゃわからねえってことですな!
安産菌は渡せませんが、これから出産を控えている方は頑張ってください!