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【ネタバレ有り】大人になってから再度冬のソナタを見た感想【韓国ドラマ】

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My Memory

こんにちは!

先日Huluを漁っていると、冬のソナタを見かけました。あぁ懐かしい…これもう15年も前のドラマなんですね。

1度見た作品でも初めて見たような新鮮な気持ちで見ることを得意としているので(海馬が死んどる)もっかい見たろ~と思い見始めることに!

ブーム当時は中学生くらいだったかな?その頃見た感想は、このドラマ面白い!!(ざっくり)でしたが、果たして時が経ち大人になって再度見返すと感想は変わるのか!?

ネタバレ有りで書いていきます!それではいざ!

冬のソナタ

冬のソナタ DVD-BOX vol.1

ヒロインのチョン・ユジンは、高校時代に転校生としてやってきたカン・ジュンサンに恋心を抱く。だが、彼は交通事故で死亡してしまい、ユジンには深い心の傷が残った。時が経ち大人になったユジンは、幼馴染で自分の事を強く愛してくれているキム・サンヒョクと婚約。気心が知れた二人は仲がよく、家族同士も交流があり、暖かな家庭を築くことになる筈だった。そこにカン・ジュンサンと瓜二つの「イ・ミニョン」が現れる。

冬のソナタ - Wikipedia

2002年に韓国で放送された全20話の連続テレビドラマです。若い方は知らないかな~?

2004年に日本で放送され、”冬ソナ現象”と呼ばれるほどの大ブームを巻き起こし、韓流ブームの火付け役となりました。

私は当時中学2年生だったかな…?3年?(どうでもいい)なんしか14歳ぐらいですね、母親がDVDをレンタルしてきたことがきっかけで一緒に見るようになりました。

 

子供の頃の感想

当時私は恋愛経験もまだほぼない状態、普通にドキドキしたりハラハラしたりして楽しく視聴していた事を覚えています。

すれ違いまくる二人に涙したこともあったと思います(たぶん)

何故か、サンヒョクは悪いやつ!!というイメージが根付いていました。

ざっくりとしていますが、このドラマすっごく面白い!という感想を抱いていたことは覚えています。

 

大人になってからの感想

高校時代

まず序盤は高校生の頃のお話。ユジンとチュンサンの出会い、サンヒョクとユジンの関係性などが描かれています。

学生時代の甘酸っぱい青春のシーンが沢山!とても胸が高鳴ります。

キャストは全員子役を使わず自らで高校生時代を演じているので、とても高校生には見えねえわ!と思うのですが。笑

チュンサンと後に登場するミニョンが瓜二つでないと話が成り立たないのでしょうがないのだと思います。目を瞑りましょう。

 

そしてここで既にチュンサンとサンヒョクが兄弟なんじゃないか説がでてきます。

ひょんなことから兄弟はサンヒョクじゃなくてユジンなんじゃないか!?と勘違いしたまま、チュンサンは事故にあってしまいます。これが後にこじれる原因。

チュンサンが亡くなったと聞いた時のユジンは見てて心が痛くなりましたね、チェジウさんとっても演技うまいので…。

 

10年後

一気に飛んで話は10年後。サンヒョクとユジンが婚約しています。

そしてチュンサンと瓜二つの顔をしたミニョンさんと出会います。しかもチェリンの彼氏なんだって。

おいおい嘘だろ!しかもフランスで出会ったってよ!偶然が過ぎるだろ!と、だいぶこの辺から突っ込み所が満載に。

しかもユジンの仕事の取引先の責任者がミニョンというこれでもかという偶然を詰め込んできたぞ!世間狭すぎィ!!

チェリンの策略で二人はすれ違いまくったり、ユジンがミニョンをかばって事故にあったり、なんやかんやと色々起こります。

 

チェリン

この人は物凄い悪女っぷりを発揮して場を乱しまくってくれるんですけど、ユジンもチンスクも普通に友人関係を続けられてて凄いなあと思うよね。

嘘ついて友達を陥れるとかしょっちゅうするんだけど、そんなもんもう信用ならんだろ!何故友達でいられる!!?笑

でもこの方の活躍のお陰で物語が面白くなったことは間違いないと思います。功労賞!

 

サンヒョク

めちゃくちゃ一途なバカ男さん(褒め言葉)

ユジンに一度振られた時なんかご飯も食べずに死にかけるといった軟弱っぷりを見せつけてくれたわけだが、”やっぱりチュンサンと君の仲は引き裂けない”とかいって簡単に譲ったり…

かと思いきややっぱり君は僕のものだ!とか、コロコロコロコロ変わりすぎいいいい!!!

チュンサンよりも断然サンヒョクのほうがイケメンだし(私見)、一途で良いじゃんとか思ってたけど、やっぱりだめだなコイツ!笑

 

完全にユジンの気持ちが自分には無いことをわかっていながら無理やり結婚しようとあの手この手使いまくるんだけど、むなしくないのかサンヒョクよ…。

もうそれは愛じゃなくてエゴの塊なんだよなぁ。

 

余談ですがサンヒョク役のパク・ヨンハさんは2010に自殺で亡くなられたそうです。すっごく悲しい。

 

「サンヒョク~ミアネ~」

ユジンさんはとにかくサンヒョクに謝ります。その心のこもって無さといったら!!笑

全く申し訳なくなさそうに「ミアネ~ミアネ~(ごめんね~ごめんね~)」と呪文のようにぼそぼそつぶやきます。

ここからユジンのサンヒョクへの愛の無さが伺えますね!!

 

服がダセえ

物語はタイトルにある通り冬のお話なのですが、皆さんこれでもかと様々な色のタートルネックのニットを着ています。タートルネックしか売ってないのかと思うほど。

そして特にミニョンの服装がやばかった。全身緑着てる回があってコイツ枝豆かよと思ったこともあったなぁ…。

 

カメラワークとBGMのつけ方

このドラマは時間ギリギリのハードな撮影で、朝方や昼間撮影したシーンを急いで編集し、その日の夜に放送する「撮って出し」というのが多々あったらしいです。

にしてもまーカメラワーク悪すぎ!!!笑

不自然なズームの仕方とか、ホームビデオかよと突っ込みを入れざるを得ません。

 

おまけにBGMも急に爆音になったり、途中でブチっと切って違う曲流したり、センスがないというかなんというか…

こういうのってドラマを良く見せる為の大事な部分であるはずなのに、このせいで感動的なシーンも笑ってしまうものに(苦笑)

 

チュンサンがユジンと兄妹だと知った時だったかな?物語の中で凄く重要で衝撃的でショックなシーンですよね。

それがチュンサンの顔がギュイーンとズームされて、パリーン!!ガシャーン!!って皿が割れたみたいな効果音が流れたときには、コントやんけと爆笑してしまいました。

 

あと主題歌に頼りすぎな気が。大事なシーンは絶対主題歌流れます。嫌でも覚えちゃう。

 

終盤でだれる

なんやかんやありつつミニョンがチュンサンだとわかり、またチュンサンが交通事故にあったり(何度事故合うねん)

全て乗り越えてやっとユジンとチュンサンが結ばれる~と思ったらもう終盤の終盤、ラスト3話くらいで冒頭の伏線回収、兄妹問題が出てくるわけですね。

もういいんですよ、ありえないの連続を見せられ続けてしんどいのよ!笑

 

そりゃあどんな物語もありえないの連続だろうけど、それをいかにリアルに感じさせるかですよね。身近に感じられるほど感情移入もし易いわけで。

残念ながらこのドラマではリアルさは感じられませんなぁ。

兄妹問題がでてきたとこからなんだか一気に冷めてしまった私。それもラスト3話くらいの話なのですぐにチュンサンの本当の父親はサンヒョクの父親、つまり本当はチュンサンとサンヒョクが兄弟だとわかるわけですが。

冒頭からずっと引っ張ってきた伏線なのに全然掘り下げずにさっさと解決しててちょっと失笑。

まあこれ以上長々と続けられてももっとだれるだけだろうからよかったんでしょうけど。

 

まとめ

長々と解説してきたわけですが、嫌いじゃないですよ!このドラマ!(アツイ手のひら返し)

主演の二人は一体この物語の中で何十回涙流したよ、というほど泣きの演技がお上手ですし。

 

ラストはチュンサンが死ぬエンドで物語作ってたらしいですが、死なせないで!という問い合わせがテレビ局に殺到したために監督が結末を変更したそう。

そのためラストはチュンサンは死にはしませんが、事故の後遺症で視力を失ってしまいます。

コイツの人生なんぼほど辛いこと起こるねんと突っ込みを入れたくなりますが、とりあえずまあ死ななくてよかったねチュンサン!

 

ということで、大人になってから再度見た冬のソナタの感想は

終盤だれるけどまあそこそこ面白く見れた(いろんな意味で)が正解でした!

ほなまた!